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睡眠の質
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みなさんこんにちは。
先日お引渡しをしたお客様からこんな言葉を頂きました。
「目覚めが良くなりました。」
明らかに睡眠の質が向上したとの事でした。
・照明の効果
・空調機器の効きが良くなり室温が安定した。
・断熱材や窓の遮音効果
・無垢材の効果
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・様々な要因が重なり睡眠の質が向上したのではないかと思うのですが、今回は照明が睡眠にどのような影響をもたらすのかという事を少しまとめてみます。
人間には生体リズムというものがあります。
昼間は日光のような白っぽい光(100lx程度)を浴びると体は活性化し、活動的になります。ですから職場や学校などは昼白色の白っぽい光の場合が多いんです。夕方からは赤い電球色に変えると、体は就寝に向かい体内のリズムを整えていきます。
※寝る2時間前に照明を50lx以下にするとぐっすり眠れる事は実験で明らかになっています。画像:DIMEより https://dime.jp/genre/1193768/
このリズムを整えられる光の環境をつくる事が大事だと思います。
上記を意識した上で照明を計画すると、昼間は太陽の白っぽい光を取り込めるよう窓の位置や大きさを計画し、家の主な照明器具は電球色でまとめる。
すると、体のリズムが整ってきます。夜しっかり眠れる生活は、自律神経のバランスを整える事にもつながります。
自律神経は、内臓の機能を調整するために常に作用している神経で、不規則な生活やストレスで自律神経のバラランスが乱れると、体に不調が現れ様々な疾患に繋がるわけですね。もちろんしっかり眠れるというのは、高気密高断熱工事による安定した室温環境がベースにあります。
また、触れるとすぐにリラックス状態になるという無垢材の効果も良い影響をもたらしていると予想できます。朝の目覚めが良いと今日も一日がんばろう!と思えますよね。それが家族の健康につながるというのも良い!
高気密高断熱も重要なんですが、住み心地は色々な事が要因になるんです。なので様々な角度で快適さを目指すとよいですね。
深澤